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ニュース

ベトナムとフィリピン 関係を「強化戦略的パートナーシップ」に格上げ

ベトナムとフィリピンは6月1日、二国間関係を「強化戦略的パートナーシップ」に格上げすることで合意しました。

フィリピンを国賓訪問中のトー・ラム書記長・国家主席は1日、マニラのマラカニアン宮殿での歓迎式典に出席した後、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領と首脳会談を行いました。

会談で両首脳は、持続可能な農業や再生型農業の発展、インフラ接続の強化、直行便の新規開設、主要港湾間の協力などを重点分野として実質的な協力を推進していく方針で一致しました。またデジタル転換や電子政府の構築、人工知能の活用、スマートシティ開発に関する経験の共有でも合意しました。

首脳会談後の記者会見でトー・ラム書記長・国家主席は次のように述べました。

「両国国民の友好と利益・願いに基づき、ベトナムとフィリピンの二国間関係を強化戦略的パートナーシップへと格上げすることで合意しました。重点分野での協力推進、ハイレベル接触の維持、人的・経済交流の促進、地域・国際問題における戦略的協議の継続を図ります。また、国防・安全保障および海洋協力の強化・拡大、両国の発展における相互補完性の強化にも取り組んでまいります。」

マルコス・ジュニア大統領は、ベトナムが現在フィリピンの第11位の貿易相手国であることを強調しました。そのうえで、製造・加工業やグリーンテクノロジー、デジタル経済などの分野を中心に、双方向投資に有利な環境を整えていくことを両国で約束したと述べました。

会談に合わせて、トー・ラム書記長・国家主席とマルコス・ジュニア大統領は、国防・教育・観光の各分野における複数の協力文書への署名・交換に立ち会いました。

[VOVWORLD]

ベトナムの役割と地位、地域の平和・安全保障・発展への貢献を改めて示す

ベトナムの役割と地位、地域の平和・安全保障・発展への貢献を改めて示す

ベトナムのレ・ホアイ・チュン外務大臣は1日、5月27日から6月1日にかけて行われたトー・ラム党書記長・国家主席によるタイ、シンガポール、フィリピン訪問、およびシャングリラ・ダイアローグへの出席と基調講演の成果についてのインタビューで、今回の歴訪は地域の平和・安全保障・発展に対するベトナムの役割、地位、貢献を改めて示すものになったと述べました。 レ・ホアイ・チュン外務大臣、インタビューに応じる(写真:VOV) レ・ホアイ・チュン外務大臣、インタビューに応じる(写真:VOV) 同大臣によりますと、一連の訪問を通じて、ベトナム、タイ、シンガポール、フィリピンの首脳は、政治的信頼をさらに強化し、協力を一段と深化させるための新たな協力メカニズムの構築で一致しました。また、党、国家、国会、人的交流などあらゆるチャンネルを通じて、3か国との包括的な協力関係を強化し、より実効性の高いものにしていくことで合意しました。 さらに、ベトナムと各国との結びつき、および東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国間の連携を強化するとともに、国防・安全保障、経済、貿易、投資、科学技術・イノベーション、文化、教育・人材育成、観光、人工知能、デジタル転換、デジタル経済、グリーン経済、公正なエネルギー移行、電子政府、地方間連携などの分野で新たな突破口を開き、協力関係の質的向上を図る成果を収めました。今回の訪問の成功は、国際社会におけるベトナムの地位と役割の向上、そして国際社会共通の課題の解決に向けた積極的かつ責任ある貢献を明確に示すものとなりました。 特に注目されたのは、トー・ラム書記長・国家主席がシャングリラ・ダイアローグで行った基調講演です。この演説では、現在の国際情勢に対するベトナムの立場が明確に示されるとともに、近隣諸国およびASEAN諸国との関係を重視する一貫した方針が改めて確認されました。 また、ASEANの結束強化と中心的役割の向上、地域の平和・安定・協力・発展の維持に向けたベトナムの積極的かつ責任ある姿勢が示され、地域および世界の平和、安全保障、発展に関する課題において、責任あるメンバーであり信頼される発信者としてのベトナムの存在感を強く印象づけました。

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